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自転車部品の美学


中間管理職!?の福田です。

自転車といえば、BMXやロードバイク、ミニベロなど、様々な種類のものが街を走っていますね。
私がのめり込んだのは40年以上昔の話です。
当時の同級生がロードバイク(当時はロードレーサーと言われた)をはじめたのがきっかけに
私を含め、数人が誘われてはじめました。
自転車は、思いのほかいろいろな部品で構成されており
世界レベルで素晴らしい部品、そのメーカーがたくさんあります。
この手の自転車はそういった好きな部品に交換することが可能なわけです。
当時の日本製は悪くはなかったものの、一流と言われる部品は
そのほとんどがイタリア製でした。
イタリアの工業製品に触れるきっかけでもあったわけです。
1970年台、鉄製バンパーの大衆車を売っていた日本とは異なり
イタリアは素晴らしいデザインのスーパーカーを作っていたことからも
工業製品の美しさたるや、自動車のみならず、
あらゆる分野で素晴らしかったのです。
自転車部品も類に漏れず、性能が良いのはもちろん、
そのデザインも秀逸!少年の私にもあこがれでした。
部品とはいえ中学生の私には、年に一回ほど購入の機会が訪れる程度で
やっと買えたときは、1ヶ月ほど机の上に飾って眺めていました。
そしてと当時究極の憧れはイタリアのロードバイク「DE ROSA(デローザ)」。
(当時は40万円くらいだったと記憶しますが)
自転車雑誌に掲載されている広告を切り取り、壁に貼ってたりしました。
大学生になり、バイトで小金持ち!?になった私は
意気揚々と憧れの自転車を買いに京都の専門店に出掛けるわけですが
なんと既にデカール類などのデザインが大幅に変わっており、購入せず帰宅。
そこからは全国の自転車屋に昔の在庫がないかを調べる日々。
その時代はネットなどないので、専門誌を見て電話ですね!
ようやく見つけたそれは、自転車屋オーナーの所有物でした。
1年越しで説得してやっと譲ってもらうことができ
私の昔年の思いが果たされたのです。
もはや自転車に乗れるかどうかの体力の年齢ですので
数年前に譲って欲しいという方に売ってしまいましたが
ロードバイクは私の青春そのものです。

そして当時の自転車部品オールカタログは
人生でもっとも何度も読み漁った本に間違いないです。
近年、自転車部品美学、なんて本も出版されていますが
私にすればなるほど納得の一冊です。

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